KitMill CL200の概要

KitMill CL200 コンピュータ制御で素材を削るCNCと呼ばれる機械の一種です。木材やアクリル、アルミ、銅合金(真鍮)などを切削加工できます。X、Y、Zの3軸タイプですので、板材のカット、あるいは板厚の途中まで切削すれば彫刻のような加工が可能です。斜めに刃を入れるような複雑な切削はできません。

CADで作った図面からCNC用のプログラム(Gコード)を出力し、KitMillを動かします。Fusion 360で作った図面を出力した実績があります。その他のCAMで出力したGコードでも対応出来る可能性があります。


エンドミルについて

エンドミルとは切削加工に用いる刃物のことです。原則としてエンドミルを持参してください。これは、エンドミルは高価な消耗品であることが理由です。ラボ備え付けのエンドミルはあるのですが、切削による摩耗や誤操作による損傷を、ラボの利用料でまかないきれないためです。

コレットチャック式スピンドルを搭載しており、シャンク径はΦ3、Φ3.175、Φ4、Φ6に対応できます。いずれかの径のエンドミルをご用意ください。

備え付けのエンドミルをご利用いただく場合

ラボに備え付けのエンドミルをご利用いただくこともできますが、軸が折れたり刃が欠けるなど破損した場合は、後述の「エンドミル価格表」に記載の額を弁済いただきます。単なる摩耗の場合は特にお支払いいただく必要はありません。

講習の一環としてKitMillをご利用いただく場合

講習の一環としてKitMillを操作、運転している間にエンドミルが破損してしまった場合、原則として講師側に責任がありますので、弁済は不要です。 ただし、講師の指示に従わなかったり、意図的に誤った操作を行ったことによる破損についてはその限りではなく、「エンドミル価格表」に記載の額を弁済しなければなりません。

エンドミル価格表

エンドミル型番価格刃径
230SFR-2X51,500円2mm
XAL-EM2S2500円2mm
XAL-PEM2S2500円2mm
XAL-PEM2S4700円4mm
2CEM-P-2D-0.51100円0.5mm
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