実はこの記事を書いているのは、まだブログシステムが完成していないときです。完成どころか、CGI でハローワールドをやってみた段階です。だから、ブログシステムがお披露目できるまで作れるかどうかさえ分からないときに書いてることになります。
私(uchan)は hikalium さんが主催する「Rustで書かれたOS Redoxを読む会」という勉強会1に参加していまして、その第 3 回目に発表をすることになってしまいました。私は Rust をほとんど読み書きしたことがないため、まずはその勉強を兼ねて、ブログシステムを Rust で書いてみようと思い立った、という経緯です。プログラミング言語を勉強するには、ある程度の大きさのプログラムを組んでみるのが一番だと私は考えており、ブログシステムはちょうど良い題材だなと。
ブログシステムを作ろうと思ったもう一つのきっかけは、昨日ちぇりーさんの自作ブログサイトを見せてもらったことです。これも CGI で書いているそうで、私は牧歌的な雰囲気のサイトにすっかり魅了されてしまいました。モダンなすっきりしたデザインのブログもいいですが、こういう平成初期のような見た目はそれはそれで魅力がありますよね。
世にはブログサービスが溢れていますが、他人の提供するサービスを利用するとサービス終了の可能性を常に考えておく必要があるというのが悩みでした。もちろん、投稿した記事をローカルにも保存しておくといった対策は取れます。でも、記事の移行をするという手間は掛かるし、それに伴って URL が変わってしまうという問題もあります。自作ブログシステムであれば、独自ドメインと組み合わせることで、URL を維持したままメンテナンスし続けることが自分が頑張る限りは可能なわけです。
ということで、熱が続く限り趣味でちょっとずつブログシステムを Rust で作ってみようと思うのでした。この記事が皆さんに読まれているということは、その願いが多少なりとも結実した証拠だと言えます(笑)