講習メニュー(技法習得)

電子工作に登場する技法を主テーマとしたメニューです。メニューは随時増えます。

LEDに接続する抵抗値を設計しよう

LEDを光らせるために適切な抵抗値の計算方法を解説します。LEDのデータシートから順方向電圧を調べ、オームの法則を組み合わせて、希望する電流を流すために必要な抵抗値を計算します。「オームの法則」というと非常に単純な計算式なので何の役に立つのか分からない方もいるかもしれませんが、この講習メニューを受講すれば、役立つ法則だということが分かるでしょう。

はんだ付けをやってみよう

はんだ付けは回路基板の製作の基本技術です。ブレッドボードを使うより、はんだ付けによる基板製作の方が小型化が可能で、作品の見た目がすっきりします。この講習メニューでは、簡単な回路のはんだ付けを通して、はんだ付けを練習します。

デジタルマルチメータを使ってみよう

デジタルマルチメータ(DMM)は、電圧、電流、抵抗値などを測定する基本的な道具です。測定対象として簡単な回路を組み、各点の電圧や抵抗値などを測定してみましょう。

オシロスコープで波形を見よう

変化する電圧を波形として観察する道具である「オシロスコープ」に入門します。操作は複雑ですが、扱えるようになると回路のデバッグ能力が一気に高まります。例えば「タクトスイッチのチャタリングを検証」のような回路の波形を見る方法を学べます。

回路シミュレータLTSpice入門

パソコン上で電子回路の動作をシミュレートし、回路各部の電圧や電流の変化を観測できるSpiceというソフトウェアの使い方を学びます。この講習では、Spiceの一種で無料のLTSpiceの使い方を学びます。Spiceを使うと、実際に回路を組まなくても実験ができるため、回路設計の練習が捗ります。

トランジスタ交流等価回路を攻略しよう

トランジスタを用いた増幅回路を勉強しようとすると、交流等価回路というものがよく登場します。直流電源やコンデンサを短絡除去して考えます、という例のアレです。交流等価回路で何故上手く計算できるのかを、実際の回路の特性を測ってみることで体感的に理解します。参考記事:エミッタ接地増幅回路の交流等価回路の実測

第二種電気工事士 筆記試験の計算問題を理論から理解しよう

第二種電気工事士の筆記試験では、50問中10問程度、電気回路の計算が出題されます。参考書に載っている公式を暗記するだけでは物足りない方へ、どうしてそのような計算式になるのかという理論の側面から解説します。さらに興味があれば、理論を検証するために実際に回路を組んで実測することもできます(100Vを流すと危ないので、10Vなどの安全な電圧で実験します)。

第二種電気工事士 技能試験を練習しよう

ラボには第二種電気工事士の技能試験に登場する電気器具が準備してあります。技能試験に必要な道具も一通りありますから、手ぶらでいらっしゃっても技能試験の練習ができます。